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新改訳新約聖書 1965

ヘブル人への手紙 1

1 神は、むかし先祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろ

な方法で語られましたが、

2 この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。神は、御子を万物の相 続者とし、また御子によって世界を造られました。

3 御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現われであり、その力あるみことばに よって万物を保っておられます。また、罪のきよめを成し遂げて、すぐれて高い所の大能 者の右の座に着かれました。

4 御子は、御使いたちよりもさらにすぐれた御名を相続されたように、それだけ御使い よりもまさるものとなられました。

5 神は、かつてどの御使いに向かって、こう言われたでしょう。 「あなたは、わたしの子。 きょう、わたしがあなたを生んだ。」

またさらに、

「わたしは彼の父となり、 彼はわたしの子となる。」

6 さらに、長子をこの世界にお送りになるとき、こう言われました。 「神の御使いはみな、彼を拝め。」

7 また御使いについては、

「神は、御使いたちを風とし、 仕える者たちを炎とされる。」

と言われましたが、

8 御子については、こう言われます。

「神よ。あなたの御座は世々限りなく、 あなたの御国の杖こそ、まっすぐな杖です。

9 あなたは義を愛し、不正を憎まれます。

それゆえ、神よ。あなたの神は、

あふれるばかりの喜びの油を、

あなたとともに立つ者にまして、 あなたに注ぎなさいました。」

10 またこう言われます。

「主よ。あなたは、初めに 地の基を据えられました。 天も、あなたの御手のわざです。

11 これらのものは滅びます。 しかし、あなたはいつまでもながらえられます。 すべてのものは着物のように古びます。

12 あなたはこれらを、外套のように巻かれます。 これらを、着物のように取り替えられます。

しかし、あなたは変わることがなく、 あなたの年は尽きることがありません。」

13 神は、かつてどの御使いに向かって、こう言われたでしょう。

「わたしがあなたの敵を

あなたの足台とするまでは、 わたしの右の座に着いていなさい。」

14 御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされた のではありませんか。