返回目录

新改訳新約聖書 1965

テモテへの手紙第一 3

1 「人がもし監督の職につきたいと思うなら、それはすばらしい仕事を求めることであ る。」ということばは真実です。

2 ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところが なく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教え

る能力があり、

3 酒飲みでなく、暴力をふるわず、温和で、争わず、金銭に無欲で、

4 自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。

5 ――自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をするこ

とができるでしょう。――

6 また、信者になったばかりの人であってはいけません。高慢になって、悪魔と同じさ ばきを受けることにならないためです。

7 また、教会外の人々にも評判の良い人でなければいけません。そしりを受け、悪魔の わなに陥らないためです。

8 執事もまたこういう人でなければなりません。謹厳で、二枚舌を使わず、大酒飲みで

なく、不正な利をむさぼらず、

9 きよい良心をもって信仰の奥義を保っている人です。

10 まず審査を受けさせなさい。そして、非難される点がなければ、執事の職につかせな さい。

11 婦人執事も、威厳があり、悪口を言わず、自分を制し、すべてに忠実な人でなければ なりません。

12 執事は、ひとりの妻の夫であって、子どもと家庭をよく治める人でなければなりませ ん。

13 というのは、執事の務めをりっぱに果たした人は、良い地歩を占め、また、キリス ト・イエスを信じる信仰について強い確信を持つことができるからです。

14 私は、近いうちにあなたのところに行きたいと思いながらも、この手紙を書いていま す。

15 それは、たとい私がおそくなったばあいでも、神の家でどのように行動すべきか を、あなたが知っておくためです。神の家とは生ける神の教会のことであり、その教 会は、真理の柱また土台です。

16 確かに偉大なのはこの敬虔の奥義です。

「キリストは肉において現われ、

霊において義と宣言され、

御使いたちに見られ、

諸国民の間に宣べ伝えられ、

世界中で信じられ、 栄光のうちに上げられた。」