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新改訳新約聖書 1965

コリント人への手紙第二 7

1 愛する者たち。私たちはこのような約束を与えられているのですから、いっさいの霊 肉の汚れから自分をきよめ、神を恐れかしこんできよきを全うしようではありませんか。

2 私たちに対して心を開いてください。私たちは、だれにも不正をしたことがなく、だ れをもそこなったことがなく、だれからも利をむさぼったことがありません。

3 責めるためにこう言うのではありません。前にも言ったように、あなたがたは、私た ちとともに死に、ともに生きるために、私たちの心のうちにあるのです。

4 私のあなたがたに対する信頼は大きいのであって、私はあなたがたを大いに誇りとし ています。私は慰めに満たされ、どんな苦しみの中にあっても喜びに満ちあふれていま す。

5 マケドニヤに着いたとき、私たちの身には少しの安らぎもなく、さまざまの苦しみ に会って、外には戦い、うちには恐れがありました。

6 しかし、気落ちした者を慰めてくださる神は、テトスが来たことによって、私たち を慰めてくださいました。

7 ただテトスが来たことばかりでなく、彼があなたがたから受けた慰めによっても、 私たちは慰められたのです。あなたがたが私を慕っていること、嘆き悲しんでいるこ と、また私に対して熱意を持っていてくれることを知らされて、私はますます喜びにあふ れました。

8 あの手紙によってあなたがたを悲しませたけれども、私はそれを悔いていません。あ の手紙がしばらくの間であったにしろあなたがたを悲しませたのを見て、悔いたけれど

も、

9 今は喜んでいます。あなたがたが悲しんだからではなく、あなたがたが悲しん で悔い改めたからです。あなたがたは神のみこころに添って悲しんだので、私たちのため に何の害も受けなかったのです。

10 神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせます が、世の悲しみは死をもたらします。

11 ご覧なさい。神のみこころに添ったその悲しみが、あなたがたのうちに、どれほど の熱心を起こさせたことでしょう。また、弁明、憤り、恐れ、慕う心、熱意を起こさせ、 処罰を断行させたことでしょう。あの問題について、あなたがたは、自分たちがすべて の点で潔白であることを証明したのです。

12 ですから、私はあなたがたに手紙を書きましたが、それは悪を行なった人のためでも なく、その被害者のためでもなくて、私たちに対するあなたがたの熱心が、神の御 前に明らかにされるためであったのです。

13 こういうわけですから、私たちは慰めを受けました。 この慰めの上にテトスの喜びが加わって、私たちはなおいっそう喜びました。テトス の心が、あなたがたすべてによって安らぎを与えられたからです。

14 私はテトスに、あなたがたのことを少しばかり誇りましたが、そのことで恥をかかず に済みました。というのは、私たちがあなたがたに語ったことがすべて真実であったよう に、テトスに対して誇ったことも真実となったからです。

15 彼は、あなたがたがみなよく言うことを聞き、恐れおののいて、自分を迎えてくれた ことを思い出して、あなたがたへの愛情をますます深めています。

16 私は、あなたがたに全幅の信頼を寄せることができるのを喜んでいます。