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新改訳新約聖書 1965

ローマ人への手紙 13

1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権 威はすべて、神によって立てられたものです。

2 したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。そむい た人は自分の身にさばきを招きます。

3 支配者を恐ろしいと思うのは、良い行ないをするときではなく、悪を行なうときで す。権威を恐れたくないと思うなら、善を行ないなさい。そうすれば、支配者からほめら れます。

4 それは、彼があなたに益を与えるための、神のしもべだからです。しかし、もしあな たが悪を行なうなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからで す。彼は神のしもべであって、悪を行なう人には怒りをもって報います。

5 ですから、ただ怒りが恐ろしいからだけでなく、良心のためにも、従うべきです。

6 同じ理由で、あなたがたは、みつぎを納めるのです。彼らは、いつもその務めに励ん でいる神のしもべなのです。

7 あなたがたは、だれにでも義務を果たしなさい。みつぎを納めなければならない人に はみつぎを納め、税を納めなければならない人には税を納め、恐れなければならな い人を恐れ、敬わなければならない人を敬いなさい。

8 だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことにつ いては別です。他の人を愛する者は、律法を完全に守っているのです。

9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな。」という戒め、またほかにどんな戒め があっても、それらは、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」ということば の中に要約されているからです。

10 愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします。

11 あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行ないなさ い。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じ たころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。

12 夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、 光の武具を着けようではありませんか。

13 遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正し い生き方をしようではありませんか。

14 主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。